工作機械の主軸モータをベクトル制御することで、負荷応答が改善され加工精度が向上した。
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最近の電動化・ハイブリッド化建設機械では、油圧ポンプ駆動モータや走行モータなどにベクトル制御インバータが採用されています。
主軸モータの回転トルクの安定化、送り軸サーボモータの精密な位置決め制御のためにベクトル制御が広く使われています。
各関節に搭載されたサーボモータを正確に制御し、精密な動作を実現。トルクと速度の制御精度が高いため、位置決めや力制御が滑らかに行えます。
ベクトル制御ドライバは、モータ電流を磁束成分とトルク成分に分離して制御することで、トルク出力を高精度に制御します。
これにより、負荷変動や低速回転時でも安定したトルクを発生でき、精密な速度制御が可能です。
工作機械やロボットなど、応答性と精度が求められる用途に最適です。
磁束を最適化して必要最小限の電流でモータを駆動するため、エネルギーロスを抑制できます。
従来の制御に比べ、同一トルク出力時の消費電力を低減できるため、装置全体の省エネ化に大きく貢献します。空調機器や搬送装置などでの長時間運転にも効果的です。
電流やトルクの変化をリアルタイムに演算・補正する高速制御アルゴリズムを搭載しています。
そのため、急な負荷変動や速度指令の変更にも即座に追従可能です。加減速時の滑らかさが向上し、衝撃の少ない安定動作を実現します。産業ロボットや電動車両の制御に有効です。