扁平(厚さが薄い)モータはアキシャルギャップのモータが有利という話があります。 しかし、扁平の基準は明確ではありません。性能、コストなど総合的な検討が必要です。
高出力かつ薄型のモータが求められるケースでは、アキシャルギャップモータが選択肢として挙がることがあります。
特に、事前にSMC(軟磁性複合材料)を活用したアキシャルギャップモータの開発に強みを持つメーカーと話をされたお客様からは、「アキシャルギャップで設計してほしい」とのご依頼をいただくこともあります。
しかし、我々の視点では、既存のラジアルギャップモータの設計がこなれており、同じサイズであれば性能・コストの両面でラジアルギャップの方が有利と判断するケースが多くあります。
アキシャルギャップモータは、ダブルギャップ構造により高出力・高効率を実現しているものの、意外と厚みがある設計になることも少なくありません。
そのため、単純に「薄型=アキシャルギャップが有利」とは言い切れず、性能・生産性・コストのバランスを踏まえた総合的な判断が重要です。
モータの厚さ/モータの直径が大きいほどアキシャルギャップモータが優位になります。
逆に言えば、モータの厚さ/モータの直径が小さいほどラジアルギャップモータが優位ということになります。
お客様のニーズに最適なモータを提案するためには、ギャップ構造の違いによる磁束の流れ方や冷却設計、製造性なども含めた比較検討が欠かせません。
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