伝達効率の高い遊星減速機、坂道などでの停止時に安全を保つ通電時解放ブレーキを内蔵しながら高トルクを発生するモータユニットを薄型で完成させることが要求された。
※AMR:Autonomous Mobile Robot(自律走行搬送ロボット)
低速回転・高トルクを安定して発生するには遊星減速機が不可欠であり、さらに坂道停車時の安全性確保には通電時解放ブレーキの搭載が求められる。
インホイールモータという決められた外径、厚さの中にセットするモータユニットに、これらの機構を実装しなければならない。
モータに割り当てられるスペースは大きく制限されることとなる。
限られたスペースで高トルクを発生する薄型のモータが必要となる。
限られたスペースの中で、200kgの荷重を支えながら坂道での確実な停車を可能にするための通電時解放ブレーキと、高トルクを実現する遊星減速機を内蔵して完成システムの可搬性能と安全性を両立するには、高トルクで薄型のモータが必要である。
圧粉コアを用いたシングルギャップ・アキシャルモータの採用により、高トルクを発生するモータとしての特性を維持しつつ、モータの全長をコンパクト化する。
これにより、遊星減速機およびブレーキの搭載スペースを確保することができた。
世の中には人が引っ張る/押すことで動かしている台車などが多くある。
これを簡単に電動低速車両として今まで人力で動かしていたものをサポートする。